2対言葉による二つの分解方法
2対言葉で分解する場合は、それはそれで終わりとする必要があると思います。それで終わりにしないと、再現のない分解が始まるからです。
たとえば「前後」で分解するとします。これにたいして「前」でもない「後」でもないものは何と考えるとそれは「中」になります。そして、さらにそれら3つでないものを考えると前と中の間の「前中」になりますし、後と中の間の「後中」になります。さらにそれら5つのものでないものを考えると・・・・・、際限がなくなりますよね。
それ以上に分解したい場合は2対言葉で分解された2つの物事を、それぞれ異なる視点での2対言葉でさらに分解する方法(aパターンとする)、たとえば次のような分解と、
企業
実体あり
人
物
実体なし
金
情報
今から述べる方法(bパターンとする)の2つがあると思います。
まず、前回、私が述べた、「それとそれ以外」の分解を行い3つの要素に分けます。このとき2対言葉での分解は行いません。直感的に3つに分けます。何でもいいからまず強引に3つに分解するのです。これをA、B、Cとします。そして、それらを2つに分けます。すると、1つと2つに分かれますね。すると今、
1. A,B C
や
2. A B,C
のような分かれ方をしたと思います。これを次のように書き直してみます(1.の場合を例にします)。
―――――――――
| A B
| C ?
すると、面白いことに気づきませんか? 「?」の部分が見えてきました。そして、下図のM,L、X,Y、が何かを考えてみるのです。このとき、X,YとM,Lは2対言葉で分解で考えます。
たとえば、Xが「前」ならYは「後」、Mが「内」であればLは「外」というように必ず2対言葉で定義します。
そして、それを考え付くことができれば、「?」が何なのかが見えてきませんか?
X Y
―――――――――
M| A B
L| C ?
このように考えると、今まで存在していることが分からなかった「?」の存在を見つけることができるのではないのでしょうか?
ポイントはこの「?」を見つける過程において、2対言葉という人類が言葉として蓄積した膨大な基本的認知の概念そのものを利用するということにあります。
たとえば「前後」で分解するとします。これにたいして「前」でもない「後」でもないものは何と考えるとそれは「中」になります。そして、さらにそれら3つでないものを考えると前と中の間の「前中」になりますし、後と中の間の「後中」になります。さらにそれら5つのものでないものを考えると・・・・・、際限がなくなりますよね。
それ以上に分解したい場合は2対言葉で分解された2つの物事を、それぞれ異なる視点での2対言葉でさらに分解する方法(aパターンとする)、たとえば次のような分解と、
企業
実体あり
人
物
実体なし
金
情報
今から述べる方法(bパターンとする)の2つがあると思います。
まず、前回、私が述べた、「それとそれ以外」の分解を行い3つの要素に分けます。このとき2対言葉での分解は行いません。直感的に3つに分けます。何でもいいからまず強引に3つに分解するのです。これをA、B、Cとします。そして、それらを2つに分けます。すると、1つと2つに分かれますね。すると今、
1. A,B C
や
2. A B,C
のような分かれ方をしたと思います。これを次のように書き直してみます(1.の場合を例にします)。
―――――――――
| A B
| C ?
すると、面白いことに気づきませんか? 「?」の部分が見えてきました。そして、下図のM,L、X,Y、が何かを考えてみるのです。このとき、X,YとM,Lは2対言葉で分解で考えます。
たとえば、Xが「前」ならYは「後」、Mが「内」であればLは「外」というように必ず2対言葉で定義します。
そして、それを考え付くことができれば、「?」が何なのかが見えてきませんか?
X Y
―――――――――
M| A B
L| C ?
このように考えると、今まで存在していることが分からなかった「?」の存在を見つけることができるのではないのでしょうか?
ポイントはこの「?」を見つける過程において、2対言葉という人類が言葉として蓄積した膨大な基本的認知の概念そのものを利用するということにあります。
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