抽象化する特徴を挙げるには?

 mokurenさんの沈黙をよいことに、抽象化の話からどんどん脱線してしまいましたが、新たな疑問が出現したので、そろそろ話をもどしてmokurenさんに登場してもらおうと思います。
 「2006年08月12日 抽象化と集合」の記事で、山田太郎さんの特徴がいろいろあがっています。いろいろあがった特徴のうち、目的にあった特徴だけを抜き出すのが「抽象」、それ以外の特徴を捨てるのが「捨象」ということですよね。ということは、抽象化するにはまず抽象化する対象の特徴をいろいろあげないといけない。
 ところで、「2006年08月13日 抽象化の使い道」では「宅建業免許の問い合わせ対応」を抽象化した結果として「個人事業主やそれに準ずる中小企業に対する顧客対応業務」になったと書きました。ところが、自分でやっておいていうのもなんですが、「宅建業免許」から、「個人事業主やそれに準ずる中小企業に対する」という特徴をあげる思考手順が一体どうなっているのか、よく分からないんです。むやみやたらと思いつくままに特徴をあげて、あたればラッキーというやり方をしているのでは、効率が悪すぎる。どうも何か道筋があるような気がするのですが、mokurenさん、どうでしょう?

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