抽象と捨象
「その際、他の不要な性質を排除する作用(=捨象)をも伴う」ということを逆に言うと「必要な性質を選択する」と言えると思います。そしてそう解釈すると、太郎さんについてあげた特徴のうち一つないしは若干の複数を選び、それ以外を排除(捨象)すると太郎さんを抽象化したことになります。
たとえば、
・32歳男性
とすると太郎さんを抽象化したことになります。また、
・東大卒大手金融会社勤務の男性
も太郎さんを抽象化したことになります。
ここで、面白ことが見えてきます。今あげた2つの例ですが、名詞となっている「特長」は男性であり、それ以外の「特徴」はすべて名詞である男性を修飾する形容詞になっていますね。男性以外を名詞とし男性を形容詞にして抽象化の表現を組み立てるとなんだか違和感がありますね。
たとえばこんな感じです。
・男性32歳
・男性で東大卒大手金融会社勤務
このように、複数の特徴を取り上げそれを一つの文節にまとめると、感覚的に、核できる「特徴」と、核にはできず核を修飾ように記述すると収まりのいい「特徴」に分かれてきます。
次回は、このことについて検討してみましょう。
たとえば、
・32歳男性
とすると太郎さんを抽象化したことになります。また、
・東大卒大手金融会社勤務の男性
も太郎さんを抽象化したことになります。
ここで、面白ことが見えてきます。今あげた2つの例ですが、名詞となっている「特長」は男性であり、それ以外の「特徴」はすべて名詞である男性を修飾する形容詞になっていますね。男性以外を名詞とし男性を形容詞にして抽象化の表現を組み立てるとなんだか違和感がありますね。
たとえばこんな感じです。
・男性32歳
・男性で東大卒大手金融会社勤務
このように、複数の特徴を取り上げそれを一つの文節にまとめると、感覚的に、核できる「特徴」と、核にはできず核を修飾ように記述すると収まりのいい「特徴」に分かれてきます。
次回は、このことについて検討してみましょう。
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