たとえば因果関係

 mokurenさん解説ありがとうございました。とりあえず、こんな風に理解しました。間違っていたら指摘してください。

以前、関係を以下のように表現しました。
(対象A)[a]-<関係X>-[b](対象B)
この関係が別の対象Cと対象Dの間で成り立っているとします。
(対象C)[a]-<関係X>-[b](対象D)

「対象が関わる関係の類似性」とは、
この2つの例で左右にある「(対象?)」の部分ではなく、「[a]-<関係X>-[b]」の部分、つまり対象の間をつなぐルールのようなものが類似しているということを言ってるんですね。

 ところで、引用文の中に「対象が関わる関係の類似性」が類推を促進するという記述がありますが、これは、左右いずれかの対象が欠落していても、ルールを当てはめることにより、欠落している対象を見つけ出すことができるからなんでしょうか?

 たとえば、問題分析をするときは、問題点を列挙したあとで、問題Aの原因はX、問題Bの原因はYというようにそれぞれの問題に対して因果関係でつながる原因を挙げていきます。挙がった原因に対して、さらにXの原因はx、Yの原因はyというように原因を挙げていき、真の原因を見つけ出します。分析の結果は通常Why ツリーにまとめますが、ツリー上でつながっているノード同士は、すべて因果関係という関係でつながります。これは引用文の説明に当てはめれば、因果関係というスキーマを適用して類推する例ではないかとおもったのですが、どうなんでしょう?

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