芋づる式分解
ここまで紐解いてみて、自分がプログラムの仕組みを明確化するとき、たった2つのMECE的分解のフレームワークをつかって作業しているという事実に気がついて、われながら驚いています。
その2つのフレームワークとは、
(1)「2006年05月22日 分解レベルの判断基準」の記事で説明した「外部入力、外部出力、外部データ、外部処理」で、名づけて「処理に関わる4つの外部要素」
(2)「2006年05月17日 「動作」系の関係の違い」で説明した「登録、更新、参照、削除」で、名づけて「データを操作する4つの処理」
です。
実際に作業するときは、(1)で分解した結果、新たなデータが出てきたら(2)で4つの処理を洗い出す。そこで新たな処理が出てきたらそれを(1)で分解する、という具合に、2つのフレームワークを当てはめながら、芋づる式に処理を分解しています。芋づる式に分解できるからこそ、次々と効率よくできるのでしょう。
このことから想像すると、ヒアリングや原因分析などが得意な人も、実はそんなにいろいろなMECE的分解のフレームワークを駆使しているのではなく、1~2種類のMECE的分解のフレームワークを使って、芋づる式に分解しているのではないでしょうか?
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