第3のより良く分かる方法は?

 つまり、対象をよりよく分かる方法には、 対象を「分解」して中身を明確にする方法と、対象とその周りとの「関係」を明確にする方法があるということですね。でも、「分解」と「関係」だけで分かるのでしょうか?たとえばMECEの説明でよく取り上げられる「マーケティングの4P」は「プレイス」、「プライス」、「プロダクト」、「プロモーション」に分解しますが、結局分解しただけではそれぞれが分かったような分からないような感じですよね。
 そこで、第3の「対象をよりよく分かる方法」を求めて、このブログの過去の記事を読み返してみました。すると、ややこしい説明には必ずと言っていいほど「たとえば」という言葉を使っていることに気がつきました。それによく似た言葉で「たとえると」や「たとえて言えば」という言葉も良く使っています。「たとえば」や「たとえると」で取り上げているものは誰もが実物を良く知っていそうなものばかりです。そういえば「話がうまい人はたとえるのが上手」というのもよく聞きます。
 というわけで、第3の「対象をよりよく分かる方法」は「たとえば」または「たとえると」なのではないかと思いますがmokurenさんはどう思いますか?

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